2020-4/20

  今日から2連休だから、とりあえず掃除をしようとキッチンの排水口を綺麗にしていたら左手の親指を割と深めに切った。ティシュだけではまずいと思って絆創膏を買いにドラッグストアまで走っていった。こんな日に限ってレジに列ができていて最悪だった。傷口を押さえていたティシュをなるべく早く目立たせないようして並んでいた。血というものがホラー映画や小説漫画はもちろん、ドラマの手術シーンや、事故などの描写でも目を背けるくらいかなり苦手で、自分から出血した際もかなり青ざめてしまう。今も書きながらずっと落ち着かずにいる。絆創膏を買ってすぐに開けて、店先で貼った。家に帰る頃にはすべてのやる気を失っていて、とびだせどうぶつの森とかをしていた。そんなことをしていたら血が止まっていたから途中で放り投げた掃除を最新の注意を払って再開した。いちどやると火がつき出してトイレをピッカピカにしていた。排水口も引っ越してきた日以来の輝きのようだった。濡れたから絆創膏を取り替えようとして、外してみると綺麗に指がパックリしていて逆に面白くもあった。小林製薬のCMで見るくらい綺麗なパックリだった。風呂に入っているときも、料理をしているときもずっともう一度血が出てきてしまいそうでビクビクしていた。意外と大丈夫なもんだな。1日何もないと、こんなことが最大の事件になってしまう。物騒な世の中だけどおれの毎日は穏やかすぎる。