2020-4/9

 髪を黒くした。3ヶ月ぶりに黒髪の己と対面。圧倒的に黒髪と過ごしてきた時代が長かったのに、ちょっと懐かしいなぁとか思ってしまった。このご時世に2時間も1人で切り盛りしている広くない美容院に滞在することが果たして正しいのかどうかは分からないけれど、短くなった髪で春の陽気の街を走るのが気持ち良かったからそれでよかったんだと思うことにした。鴨川には老若男女を問わず信じられないくらいの人がいて結局その程度の意識の人が少なからずいるんだなぁと思った。ちょっと引いたけど、たぶんおれも側から見りゃ同じ1人にカウントされていたはずだ。さようなら金髪、さようなら金髪と口ずさみながら、脳内ではずっとカネコアヤノのさよーならあなたが流れていた。さよーなら金髪。あぁ、あなたに花の名前の1つでもあげることができたらいいのになぁ。

 

 帰ってお茶を飲もうとしたら残り少なかったから近くのドラッグストアに行った。店頭に「マスクの開店直後からの販売は自粛します」と書かれたチラシが書いてあって、自粛ってこの使い方あってんのか、とまず思った。そのあとやっぱり行列ができるんやなぁと思った。4月からレジ袋が有料になってしまって、毎回そのことを家とドラッグストアの真ん中くらいの位置で思い出す。袋が無料じゃないドラッグストアなんてドラッグストアじゃないぜ。お茶とティッシュと食パンを買った。このために袋もらうの無駄すぎる。悲しみの帰宅。チラッと郵便受けを覗くとメルカリで頼んだ服がドラッグストアに行っていた数分の間に来ていたらしい。タイミングの悪さよ。明日の午前中に来てもらうように依頼して、明日の早起きを誓った。6時に起きてやる。なんかもうちょっとこの文を短くした方がもっと楽に毎日続けられるよなぁと今日の朝思ったけど結局割と書いてしまっている。ダラダラ面白くないことを書くのは本望ではない。明日からは善処する。