2020-1/31

 1月10日に書いた日記の出来事を越すようなこと起こらないかと思っている間に2月が目前だし、新しいアルバイトが決まった。勢いで書いたレポートや授業の出席回数、これまでのテストの手ごたえを考慮して‘‘今期の単位数は1桁である‘‘ことを覚悟した直後くらいに合格の電話がかかってきた。本当に大学に‘‘行っている‘‘だけのやつが受かるのクソワロタなどと思った。以前はネットスラングを用いることに抵抗があったけれど最近は普通に使ってしまっている。この調子だと語尾に‘‘草‘‘をつけるのも時間の問題だろう。そうなったら本当のおしまいだ。過去の自分が‘‘こうなったらおしまいだ‘‘と思っていた人間に今現在どんどんなっている。自分に期待するハードルがどんどん低くなっているがそのハードルすら跳べていない現状がある。今おれに期待していることは‘‘テストに遅れずに行くこと‘‘だけだ。それからのことは知らない。まずはみんなと同じスタートラインに立ってくれ、ということだけだ。バイトに受かったことは久しぶりに高いハードルを跳べた感じがする。だけどこれで自分を‘‘古着屋に受かった男だ‘‘とつけあがることはやめよう。‘‘2週間続けてみよう‘‘のハードルをひたすら跳び続けるだけだ。自分に期待することはやめた。

 書き忘れていたけれど受かったバイト先はセカンドストリートの系列店で古着を扱っている店だ。理由はよく分からないけれど、セカンドストリートを古着屋と呼ぶことがおれはとても嫌いだ。最近はそれは何でなんだろう?とかブラックコーヒーは冷たいほうが絶対に美味しいとか、そいうことを考えながら生活している。あとは常に思っていることだが金が無さすぎるので誰かパーッと貸してくれ、ということだけだ。自分に期待しなくなった分、他人様にたくさん依存しながら生活してやろうと思っている。結局あの日を越す出来事はおきないまま生活は続く。簡単に1月10日を越えられてたまるか。