2019-11/21

  朝、6時半、いつものアラームとは違う音で目が覚めて、不思議に思って携帯をのぞき込むとバイト先の社員から電話がかかってきていた。寝ぼけていた頭で「社員からの電話!出やな!と」反射的に電話を取ると、夜にシフトに入っていた人が預かることになっている金庫の鍵をどうやらおれが間違って持って帰ってしまっていたみたいで、それを店に返しに来てほしい、という電話だった。まだ寝ぼけたまま返事にならない返事をして、バイト先のエプロンを探ると鍵があったので、届けに行こうと支度をしているうちに冷めてきた頭で考えてみると、かなり非常識な時間に電話かけてこられたなぁ、と怒りがすこし湧いてきてしまった。店が開く9時までは金庫の鍵を使う機会はないので、少し遅めに8時半とかで良かったんじゃないか…なにも大学生を6時半に起こさなくてもいいのでは…多分人生で最も最悪なモーニングコールを受けた日だな、と確信しながら店に鍵を返し、「電話全然喋れてなかったけど大丈夫?」と社員から言われたりしたが適当に返事をして帰った。6時半に電話で起こされてハキハキと話せる人がこの世の中に存在するのだろうか?時刻は7時10分ごろだったと思う、小学生たちがまばらに登校し始めていて、セブンイレブンでカフェオレとハッシュドポテトを食べながらそんな様子を見ていたら、朝日もあいまってか爽やかな気分になったりして、結果的に早起きできて良かったな、と思い家に帰り、気が付くと眠っていたようで目を覚ますと12時過ぎだった。ふざけんな。