2019-8/4

 セミが鳴いている。8月。去年、大阪で行われた見放題というサーキットイベントで、バレーボウイズというバンドを見ようとして、会場に入るとディッキーズ(フェスで暴れることを信条としている馬鹿のドレスコード)を履いた女の子が2人いた。その子たち以外はみんな落ち着いた服装で、明らかに浮いている2人。おれはその2人の後ろに立った。その日のバレーボウイズの始まりは、2人いるボーカルがポエトリーリーディングのような、詩を叫びながらのスタートだった。それを見て、ディッキーズの2人、退出。多分、同じ会場で前にやっていたバンドの流れで”バレーボウイズ?知らんけどひと暴れしたろうぜ!”みたいな感じで来ていたんだと思う。でも、バレーボウイズが登場するやいなや、即退出。無知は罪である。お前らみたいな奴は軽いダンスミュージックでよろしく踊ってツイッターで繋がっておけばいい。ライブキッズあるある(笑)に共感してリツイートしておけばいい。神聖なライブハウスをただ暴れるだけの目的で来る奴をおれは嫌い。とても。